本日はクリスマスですね。
なのでサンタクロースについてちょっと考えてみました。
小さいころはサンタクロースがやってきました。
大人になるとサンタクロースはやって来てくれない事が多くなります。
それは何故でしょう?
理由は2つです。
1つは
夢とか憧れとかを忘れてしまって、つまらない大人になってしまったからです。
サンタクロースは夢とか憧れとかそういったキラキラしたものを目印にお空の上からやってきます。
子供の頃はみんなそうゆうキラキラキラキラした物を持っていて、目をキラキラ輝かせて過ごしていました。
そうゆう子供のもとにはホーホッホご褒美だよっと言ってサンタクロースがやってきます。
大人になってもそういったキラキラした物を持っている大人のもとにはサンタクロースはやってきます。
しかし、キラキラした物を失くしてしまって、キラキラした目印を持っていない大人はサンタクロースに見つけてもらえません。
だからサンタクロースはやってこないのです。
そして大人になるとサンタクロースがやって来なくなるもう1つの理由は
自分自身がサンタクロースになれたからです。
子供と大人の一番の違いは、与えられる側から与える側に変わる事です。
子供の頃は親や周りの大人が色々なものを用意してくれて与えてくれえてその中で育ってきました。
そして大人になって仕事や家事育児なんでもいいのですが何かを通して誰かに何かを与える側になっていく。それが大人になっていく事だと思っています。
どんなに立派な地位について、どんなにいっぱいお金を持って、どんなに立派な暮らしをしていても、誰にも何にも与える事が出来ない大人は大人とは言いきれないと思っています。
接客や商売、物作りの現場ではたまにサンタクロースのような人と出会う事があります。
そうゆう人の共通点は皆基本は自分のため、お金を稼ぐため、それで生活していくために接客なり商売なり物作りをやっています。誰かのためとか人のためなんて綺麗事は微塵のかけらも感じられません。
しかし、そうゆう人達は皆、どうせお金を使ってもらうなら楽しんでいってもらおうとか、どうせ買っていってもらうなら楽しんで買っていってもらおうとか、どうせなんか作るなら楽しい物を作ろうとか、プラスαの部分で楽しくしようという想いを持って仕事をしています。
サービスや物を提供してお金をもらう、これだけだったらお客さんに何かを与えていますがお客さんからお金をもらっています。サンタクロースとは言えません。
けれどそうゆう人たちはサービスや物にプラスおまけで楽しい気持ちをお客さんにプレゼントできる。そうゆう人がたまにいます。
いつだったかとあるデパートで出展中に近くで実演販売をしていたおじさんがまさにそんな人でした。
ニコニコニコニコした笑顔で冗談交えて商品の説明をしながら実演販売をしていて、すぐに人だかりができて、聞いているお客さんはみんな笑って説明きいていて、びっくりするくらい売れていて、品物買って帰っていくお客さんは皆笑顔で帰って行って、中には次の日また話を聞きにくるお客さんも。
その方近くで売っていた私のことも気に留めて声をかけてくれて、
「あなたいい物作っているね。どんどんいい物作ってお客さん楽しませてあげて。」
そんな言葉を下さりました。
今年出会った人の中で一番印象深い人でした。
私もサンタクロースのようなおじさんから素敵な言葉をもらっているようですからまだまだ子供のようですね。歳は結構いい歳ですが。。。
もっと歳をとった時に、もしサンタクロースが来なくなった時には、そのおじさんのような人になっていて、後者の理由でサンタクロースが来なくなる人になっていたいものです。
↓アンティークのポストカード。裏の消印は1916年。101歳。
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posted by gakou at 04:00|
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雑感
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